日曜日, 10月 6
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介護職に就く上で取得しておきたい資格

一口に介護職の資格と言っても、様々な種類に分類されており、取得の難易度や仕事への影響力が異なります。いくつかある資格の中でも最初に取るべき基本の資格といえるのが介護職員初任者研修です。

介護職員初任者研修を取得すると、食事や入浴介助といった、介護に関わる初歩的な知識と技術を身に付けることができます。この資格を持っていれば、要介護者の体に直接触れる身体介護が可能になります。持っていない状態では介護業界でできる仕事は限られてしまうため、未経験者はまずはこの資格を目指すことになります。

そして、介護業界でより高みを目指したいという人に最適なのが介護福祉士の資格です。介護福祉士は3年以上の実務経験を積んだ後、事前の研修を終えることで初めて試験を受けられます。取得をするのは簡単ではありませんが、持っていれば現場でリーダーという立場でスタッフのマネジメントや管理などを行うことが可能です。

その他にも、介護福祉士と並んでキャリアアップに繋がる資格の一つにケアマネージャーがあります。こちらは国家資格を保有して実務経験5年以上と、よりハードルが高めに設定されているのが特徴です。厚生労働省の調査では、平成28年には12万5千人にも及ぶ人が受験をしていますが、合格者は1万6千人ほどだったと報告されています。ただ難易度が高い分だけメリットも多く、収入アップを始めとした福利厚生の充実はもちろん、夜勤の免除など肉体的負担を減らせるのが魅力です。

このように介護の仕事は色々な資格を取ることによって、自身が働く周囲の環境を変えていくことができます。介護士は未経験者でも受け入れられやすい職種であるため、異業種にジョブチェンジしたいと検討している方は狙い目だといえます。興味がある方は、介護がどんな仕事なのか、そしてどんな資格があるのかを調べてみるといいでしょう。代表的な介護資格の特徴については、「介護の資格」活かしてくださいに記してあったのでぜひ参考にされることをおすすめします。2